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法人向けサービス事例紹介

キヤノンシステムアンドサポート株式会社 2009年度

早期かつ短期間に研修を実施し、
全国のエンジニアがWindows Server 2008の
確かな知識と最新技術を修得
ユーザニーズに応えられる体制づくりを推進


キヤノンシステムアンドサポート株式会社

キヤノンシステムアンドサポート (以下:キヤノンS&S) は、1980 (昭和55) 年に設立されたコピア販売株式会社を母体とし、キヤノンおよびコピアブランドの販売、サービス事業を展開してきました。全国に200ヵ所以上のネットワークを持ち、キヤノン製品及びIT全般の販売およびサポートを行なっています。同社はエンジニアの技術力向上と資格取得を目標として、グローバルナレッジネットワーク株式会社 (以下:グローバルナレッジ) の技術研修『Windows Server 2008 ネットワーク インフラストラクチャ構築概要 ~MCTS 70-642対応~』を導入しました。


   キヤノンシステムアンドサポート株式会社
本社概観


キヤノンシステムアンドサポート株式会社
所在地
本社
東京都品川区東品川2-2-4
天王洲ファーストタワー
設立
1980年5月
代表者
土門 敬二
資本金
4,516百万円
事業内容
キヤノングループにて製造する機器・ソリューションならびに他社製システム機器類のコンサルティングセールスとオフィスのネットワーク構築およびサービス&サポート
 URL  http://www.canon-sas.co.jp/ 
※2009年2月現在

  キヤノンS&Sの課題
  • 新製品であるWindows Server 2008に関する技術力の強化。
  • 身につけたWindows Server 2008の技術力の証明。
  キヤノンS&Sとグローバルナレッジのソリューション
  • Windows Server 2008の新機能や前バージョンとの差異を効率よく学べる研修を全国のエンジニア287名に実施。
  • 知識や技術の裏付けとなるMCTS(マイクロソフト認定テクノロジー スペシャリスト)の取得推進。
  効果と展望
  • 最新機能を的確に顧客に案内できるエンジニアを早期に育成。
  • 受講者のうち65%がMCTSを取得、Windows Server 2008関連では合計162タイトルの資格を取得。
  • さらに多くのエンジニアに技術教育を展開予定。
 
最新技術が積極的に
ビジネスに導入される時代に

ITS・サポート推進本部 ソリューション推進部 基盤系ソリューション推進課 課長 石井 雄太 氏
ITS・サポート推進本部
ソリューション推進部
基盤系ソリューション
推進課  課長
石井 雄太 氏
  企業規模や業種、環境を問わず、ITはビジネスに欠かせないものとなっています。キヤノンS&Sは日本全国を200ヵ所以上のネットワークで網羅し、販売するだけではなく、導入後のサポートまでしっかり行なうことで、安心してITを利用できる環境を提供しています。それを支えるのが、技術力の高いエンジニアたちです。

  そのビジネス現場に、近年新たな変化が見られます。かつては新しいOSやシステムは、安定動作が確認されるまで導入を待つのが日本企業の風潮でしたが、最新技術を積極的に取り入れていく動きが広がっているのです。

  ITS・サポート推進本部 ソリューション推進部 基盤系ソリューション推進課 課長の石井雄太氏は次のように述べました。

「IT投資の効率を上げるために、できるだけ長く使えるシステムが求められています。そのために新しい技術を取り入れる企業が増えているのです。たとえば、今はOSのサポート期限が決められていますから、できるだけ早く新しいOSを導入する方が長く使えるという訳です」

  こうした動きに合わせて、お客様がエンジニアに期待する内容も変化してきています。機器の設置やトラブルシューティングだけではなく、プロフェッショナルとして最新技術の情報を教えてくれる存在としての期待が高まっています。キヤノンS&Sでは以前から営業担当者やエンジニアの知識、技術力を向上させるための研修に取り組んできましたが、その活動にも早さと最新性が求められるようになりました。

「お客様は、新しい情報を知りたくてコンタクトしてくる場合もあります。その際、営業担当者やエンジニアが最新技術を知っていて、きちんと説明できることが重要です。それによりお客様の新たな需要を喚起することもありますし、プロフェッショナルとしての信頼も得られます」(石井氏)
 

Windows Server 2008に関する
技術知識を早期に全国へ展開


ITS・サポート推進本部 ソリューション推進部 基盤系ソリューション推進課 石野 花子 氏
ITS・サポート推進本部
ソリューション推進部
基盤系ソリューション
推進課
石野 花子 氏
  新たな潮流に対応して、キヤノンS&Sでも人材育成に力を入れています。最新の製品に関する正しい知識と確かな技術を、いち早く全国のエンジニアに展開していかなければなりません。また、営業職約200名にMCA (マイクロソフト認定アソシエイト) 取得のための研修を行なうなど、技術力の高さを客観的に証明できる認定資格取得にも積極的です。しかし、そのための研修の選定には十分に気を配る必要があると石井氏は語ります。

「現場のことを本当に考え、納得してもらえる研修を実施しなければなりません。当社のように全国にネットワークを展開している場合、遠方の現場には本社の声や意向が届きにくい場合もあります。現場が求めているタイミングで、満足できる内容の研修を行なうことで、本社と現場との信頼関係を築くことができます」

  研修のためには全国に散在するエンジニアの時間を割かなければなりません。業務の時間を調整し、研修場所へ集まらなければならないのです。それに見合うだけの内容でなければ、現場エンジニアたちの気持ちに応えられません。2008年、石井氏が力を入れたのはWindows Server 2008に関する技術知識の早期展開でした。Windows Server 2008に関しては商品展開についても早くから取り組み、自社の検証用環境でソリューションとの連動動作や設定を検証できた機能から順次リリースしていました。しかし、全国のエンジニアが確かな知識と技術を持っていなくては、Windows Server 2008を全国のお客様に展開できません。そこで、全国に散らばる多数のエンジニアを対象に短期間で研修を行なうことになりました。

  Windows Server 2008の概要を理解し、新機能を使えるようになることを目標として、さらにマイクロソフトの認定資格の取得を推進することを視野に入れながら、社外の研修サービスの検討が始まりました。


相関図
 

現場ですぐに役立つ知識と
認定資格を得られる研修を選択


  グローバルナレッジでは2007年11月からWindows Server 2008の研修を提供しており、その対応の早さを評価して候補に上げました。取り組みが早いということは、それだけ他社より多くのノウハウを蓄積しているということだと、石井氏は指摘します。社内から選抜されたエンジニアとともに石井氏も実際に研修を受けた上で、採用を決定しました。

「研修の内容は期待通りでした。真っ先にエンジニアに知ってもらいたい内容がまさに盛り込まれており、これなら全国のエンジニアにも喜んで受講してもらえると確信しました」 (石井氏)

  過去に受けた他の研修の経験も含めて判断した結果、グローバルナレッジの『Windows Server 2008 ネットワーク インフラストラクチャ構築概要 ~MCTS 70-642対応~』コースの採用が決定しました。Windows Server 2003との違いに着目してWindows Server 2008の新機能や変更部分を効率よく知ることができる研修コースです。前OSとの違いは現場エンジニアが最も知りたいポイントであり、まさに現場のニーズにマッチする研修内容でした。また、Windows Server 2008に早期に取り組んでいることを社内外にアピール可能な認定資格、MCTS (マイクロソフト認定テクノロジー スペシャリスト) 取得を推進できることも大きな理由となりした。MCTSとは、特定のテクノロジーに関する専門知識やノウハウを持つプロフェッショナルであるとマイクロソフトが認定する資格です。資格は各製品やテクノロジーごとに詳細に分類されており、今回キヤノンS&Sが取得を目指したMCTS 70-642とはWindows Server 2008 のネットワークインフラの設定に関する資格です。Windows Server 2008に関するMCTS資格としてはほかに、Active Directory設定に関するものとアプリケーションインフラの設定に関するものがあります。
 

2ヶ月の間に187名にのぼる
全国の現場エンジニアが受講


研修風景
研修風景
  実際の研修は、グローバルナレッジの新宿トレーニングセンターで2008年9月から11月にかけて全9回実施され、合計187名のエンジニアが受講しました。Windows Server 2008を全体的に教える研修では5日間程度必要ですが、対象者がWindows Server 2003の知識を持ち、新機能や変更部分に絞って研修を行なうため、研修期間はわずか1日です。とは言え、Windows Server 2008の特定の機能に絞って研修が行なわれるのではなく、新機能全般を網羅する効率のいいプログラムになっています。研修では受講者全員に1台ずつPCも用意され、実機を使って操作しながら研修を行なうことで、確実に理解を深めることができました。ITS・サポート推進本部 ソリューション推進部 基盤系ソリューション推進課の石野花子氏は、研修実施当時をこう振り返ります。

「現場のエンジニアは業務優先ですから、急に参加できなくなる場合もあります。そのたびにグローバルナレッジさんに対応をお願いし、受講者の入れ替えやキャンセル、直前の増員にも快く対応していただきました」

  実機やトレーニングルーム施設を豊富に持つグローバルナレッジだからこそ、可能な対応でした。
 

受講者の65%がMCTS取得
“次の一手”を求める声も


  取材時点で研修終了から半年が経過したところで、すでにMCTS 70-642を取得したエンジニアが122名もいると、石井氏はその効果を教えてくれました。Windows Server 2008関連の資格では合計162タイトルにのぼるといいます。

「正直に言って、研修実施前に予想していたよりも多い数です。それだけ効果の高い研修だったのではないかと思います」 (石井氏)

  また、石野氏は研修時に行なったアンケートに書かれていた声も紹介してくれました。

  「早期の研修を喜ぶ声がやはり多かったですね。それと並んで多かったのは、実機を使いながら学べたのがよかったという声。普段から現場に出ているエンジニアたちですから、実際に実機に触れながら学ぶことが効果的だったのでしょう。こうした研修をWindows Server 2008展開の初年度に行なえたのは、とてもよかったと思います。自己流の理解ではなくきちんと体系的に学べたので助かったという声もありました。こうしたサポートを本社が行なうことで、現場を支援できていると感じられて私も嬉しかったですね」

  また、今回受講できなかったエンジニアたちから次回の開催を求める声も上がっています。社内の他のエンジニアから聞く評価や資格取得状況を見て、効果を確信しているようです。さらに、今回の参加者からは“次の一手”を求める声も上がりつつあります。全国のお客様の要望に応えるために、エンジニアの最新技術への意識が高まり、本社がエンジニアをサポートし、エンジニアが市場のニーズにいち早く応えていくーというサイクルが、キヤノンS&Sの新たな強みとなるでしょう。


MCTS 70-642取得者

MCTS 70-642取得者



学習内容 Windows Server 2008 ネットワークインフラストラクチャ構築概要

Windows Server 2008 ネットワークインフラストラクチャ構築概要
 
横山 哲也 グローバルナレッジ IT教育スペシャリスト 技術担当 取締役

■ 研修を終えて ■
  一連のコースを担当して感じたことは、皆さんが高い技術スキルを持っていらっしゃったということです。短い時間にも関わらず、すべての演習をこなし、さらに演習ガイドにはない操作まで行なっている方が多くいらっしゃいました。また、演習中は隣席の方と相談しながら進める方が多く、チームワークの良さを感じました。
  質問も多く出ました。特に「どのようなシーンで使えるのか」「逆に、どういうときに不向きなのか」といった実践的な内容についてよく聞かれました。Webサイトで公開される情報などでは「こんな場合は向いていない」という情報は伝わって来ないかもしれません。どんなに優れた技術でも適用分野を誤ると十分な力を発揮できません。お客様の立場に立って技術を修得しようとする姿勢に感心しました。

横山 哲也
グローバルナレッジネットワーク株式会社
IT教育スペシャリスト
技術担当取締役

・Windows Server 2008 トレーニングコース一覧
・Windows Server 2008 研修コースフロー

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